症主な症状
- 物忘れ(最近の出来事を忘れる)
- 同じことを何度も聞く・話す
- 日時・場所がわからない(見当識障害)
- 料理・家事ができなくなる
- 徘徊・興奮・幻覚(BPSD)
- 人格変化・無気力
因主な原因・リスク因子
- アルツハイマー型(アミロイドβの蓄積)
- 血管性(脳梗塞・脳出血の後遺症)
- レビー小体型(α-シヌクレインの蓄積)
- 前頭側頭型認知症
- 甲状腺機能低下症・ビタミン欠乏(治療可能な認知症)
在宅での治療・管理方法
1認知症薬(アリセプト・メマリーなど)の処方
2BPSD(徘徊・興奮・幻覚)への薬物・非薬物療法
3ご家族への介護技術・対応法の指導
4介護保険サービスとの連携調整
5転倒・誤嚥予防の環境整備指導
6定期的な認知機能評価(MMSE・HDS-R)
★在宅ケアのポイント
- 1規則正しい生活リズムを保つ
- 2本人のペースを尊重し、急かさない
- 3できることは自分でやってもらう(残存能力の維持)
- 4徘徊対策として玄関センサーや鍵を設置する
- 5介護者自身の休息も大切にする(レスパイトケア)
よくある質問
Q認知症は薬で治りますか?
現在の薬は進行を遅らせる効果があります。完全な治癒は困難ですが、早期から治療を始めることで生活の質を長く保てます。
Q認知症の家族への対応で気をつけることは?
否定せず、本人の気持ちに寄り添うことが基本です。「なぜ忘れるの?」と責めると不安・興奮を招きます。
Q在宅で認知症の看取りはできますか?
はい。ご本人・ご家族の意思を尊重しながら、在宅での看取りを支援します。訪問看護・介護との連携で24時間体制を整えます。

院長より
認知症は、在宅でも適切な管理が可能な疾患です。 生活背景・ご家族の状況を丁寧に伺いながら、ご自宅での生活を私たちがしっかり支えます。 どんな小さなことでも遠慮なくご相談ください。
森川髙司 医師(院長)
医療法人煌仁会 森川内科クリニック