神経・認知疾患

認知症

本人の尊厳を守りながら在宅生活を継続

認知症は、脳の神経細胞が障害され、記憶・判断力・行動が徐々に低下する病気です。アルツハイマー型・血管性・レビー小体型などがあります。在宅診療では薬の管理・BPSD(行動・心理症状)への対応・ご家族への介護指導を行い、住み慣れた自宅での生活を支援します。

主な症状

  • 物忘れ(最近の出来事を忘れる)
  • 同じことを何度も聞く・話す
  • 日時・場所がわからない(見当識障害)
  • 料理・家事ができなくなる
  • 徘徊・興奮・幻覚(BPSD)
  • 人格変化・無気力

主な原因・リスク因子

  • アルツハイマー型(アミロイドβの蓄積)
  • 血管性(脳梗塞・脳出血の後遺症)
  • レビー小体型(α-シヌクレインの蓄積)
  • 前頭側頭型認知症
  • 甲状腺機能低下症・ビタミン欠乏(治療可能な認知症)

在宅での治療・管理方法

1認知症薬(アリセプト・メマリーなど)の処方
2BPSD(徘徊・興奮・幻覚)への薬物・非薬物療法
3ご家族への介護技術・対応法の指導
4介護保険サービスとの連携調整
5転倒・誤嚥予防の環境整備指導
6定期的な認知機能評価(MMSE・HDS-R)

在宅ケアのポイント

  • 1規則正しい生活リズムを保つ
  • 2本人のペースを尊重し、急かさない
  • 3できることは自分でやってもらう(残存能力の維持)
  • 4徘徊対策として玄関センサーや鍵を設置する
  • 5介護者自身の休息も大切にする(レスパイトケア)

こんな時はすぐにご連絡ください

  • 急に症状が悪化した(せん妄の可能性)
  • 食事・水分が全く取れない
  • 転倒・骨折した
  • 介護者が限界に達している
06-6439-7337(診療時間内)

よくある質問

Q認知症は薬で治りますか?

現在の薬は進行を遅らせる効果があります。完全な治癒は困難ですが、早期から治療を始めることで生活の質を長く保てます。

Q認知症の家族への対応で気をつけることは?

否定せず、本人の気持ちに寄り添うことが基本です。「なぜ忘れるの?」と責めると不安・興奮を招きます。

Q在宅で認知症の看取りはできますか?

はい。ご本人・ご家族の意思を尊重しながら、在宅での看取りを支援します。訪問看護・介護との連携で24時間体制を整えます。

森川髙司 院長

院長より

認知症は、在宅でも適切な管理が可能な疾患です。 生活背景・ご家族の状況を丁寧に伺いながら、ご自宅での生活を私たちがしっかり支えます。 どんな小さなことでも遠慮なくご相談ください。

森川髙司 医師(院長)

医療法人煌仁会 森川内科クリニック

認知症でお悩みの方へ

在宅での管理・治療についてお気軽にご相談ください。
外来でお付き合いのある患者さんはそのまま在宅診療に移行できます。

医療法人煌仁会 森川内科クリニック 在宅診療部門

〒661-0978 兵庫県尼崎市塚口本町1丁目 / TEL: 06-6439-7337

© 2024 医療法人煌仁会 森川内科クリニック. All rights reserved.