循環器・代謝疾患

心房細動

脳梗塞予防のための継続的な抗凝固管理

心房細動は、心房が不規則に細かく震える不整脈です。脈が乱れるだけでなく、心房内に血栓が形成されやすくなり、脳梗塞のリスクが健常者の5倍以上に高まります。在宅診療では抗凝固薬の継続管理と定期的な心電図チェックにより、脳梗塞を予防します。

主な症状

  • 動悸・脈の乱れ
  • 息切れ・倦怠感
  • めまい・ふらつき
  • 胸の不快感
  • 脈が飛ぶ感覚
  • 無症状のこともある

主な原因・リスク因子

  • 高血圧・心臓弁膜症
  • 冠動脈疾患・心不全
  • 甲状腺機能亢進症
  • 過度の飲酒・喫煙
  • 加齢
  • 睡眠時無呼吸症候群

在宅での治療・管理方法

1抗凝固薬(DOAC・ワルファリン)の継続処方
2脈拍コントロール薬(β遮断薬・ジゴキシン)
3定期的な心電図・凝固能検査
4甲状腺機能・電解質のチェック
5必要時の専門病院紹介(カテーテルアブレーション)

在宅ケアのポイント

  • 1抗凝固薬は絶対に自己中断しない
  • 2毎日脈拍を測定して記録する
  • 3転倒・出血に注意(抗凝固薬服用中)
  • 4歯科治療前に抗凝固薬服用を必ず伝える
  • 5アルコールは控えめにする

こんな時はすぐにご連絡ください

  • 脈が非常に速い・遅い・完全に乱れている
  • 突然の片麻痺・言語障害(脳梗塞の疑い)
  • 出血が止まらない(抗凝固薬の副作用)
  • 意識を失った・失いそうになった
06-6439-7337(診療時間内)

よくある質問

Q抗凝固薬を飲んでいると出血しやすくなりますか?

はい。転倒・打撲に注意が必要です。ただし脳梗塞予防の効果の方が大きいため、医師の指示通りに服薬してください。

Q心房細動は完治しますか?

カテーテルアブレーションで根治できるケースがあります。在宅診療で状態を管理しながら、専門病院への紹介も行います。

QワルファリンとDOACはどう違いますか?

DOACは食事の影響を受けにくく、定期的な血液検査が不要な点が利点です。個々の状態に合わせて選択します。

森川髙司 院長

院長より

心房細動は、在宅でも適切な管理が可能な疾患です。 生活背景・ご家族の状況を丁寧に伺いながら、ご自宅での生活を私たちがしっかり支えます。 どんな小さなことでも遠慮なくご相談ください。

森川髙司 医師(院長)

医療法人煌仁会 森川内科クリニック

心房細動でお悩みの方へ

在宅での管理・治療についてお気軽にご相談ください。
外来でお付き合いのある患者さんはそのまま在宅診療に移行できます。

医療法人煌仁会 森川内科クリニック 在宅診療部門

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